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  • 執筆者の写真音まち千住の縁

フィリパピポ!! 大盛況!|イミグレーション・ミュージアム・東京



「フィリピンからの、ひとりひとり マキララ ー知り、会い、踊るー」パーティー


 9月17日、東京藝術大学の第7ホールがミラーボールきらめくダンスホールに姿を変えた。「フィリパピポ!!」はフィリピンコミュニティの方たちから伝授されたデコレーションや音楽、料理などパーティーを盛り上げるエッセンスを詰めこんだオリジナルなパーティー。千住ちんどんによるフィリピンのCMソングで幕を開けると、カトリック梅田教会有志メンバーによるフィリピンの伝統的な竹ダンス「ティニクリン」、来日当時に歌手活動していた女性と音まちメンバー、藝大生による歌と演奏のコラボレーション。そしてフィリピーナの魅力に惚れ込んだ学生スタッフのリッピシンクと、次々にプログラムが展開され、その盛り上がりは会場が一体となったズンバ(エクササイズの踊り)で最高潮に達した。

 「フィリピンのみなさんの普段のパーティーはとってもあったかくて、誰でも包み込んでしまう溶き卵みたいな雰囲気があると思っていました。今回、出し物だけでなくその雰囲気も楽しんでいただけだなら大成功です!」と、企画を担当した藝大生の西垣友惠さん。なるほど、年齢や性別、国籍も混ざり合ってみな総立ちで踊る光景は、さながらカラフルな野菜がちりばめられたオムレツのよう。会場では「気づいたらステージ上で踊っていた」「あんなに日本人が踊るなんてびっくり」「フィリピンのことをもっと知りたくなりました」など多数の声が挙がり、思いがけない出会いと発見に満ちた夢のような2時間となった。


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