千住のメモリバ、1日だけのティーンズ楽団を仲間に、まちの風景を彩る
メモリバにフレッシュな笑顔が飛び交った。
ティーンズ楽団は、公募で集った足立区在住・在学のティーンズによる、メモリバのための1日だけの音楽・パフォーマンス隊だ。東京藝術大学千住キャンパス育ちのアーティストグループ、くるくるチャーミー(以下、くるチャミ)を講師に、音楽と身体を使ったワークショップを重ね、11月26日(日)、関屋公園で本番に臨んだ。
くるチャミは、「しゃボンおどり」の生みの親。2012年、千住で2回目のメモリバで、地元の舞踊の先生と一緒に、この盆踊りを振り付け、オリジナルの「しゃボンおどりの歌」の作曲も担当した。アーティストと過ごした時間は、足立のティーンズにどんな記憶として刻まれただろうか。
楽団員のひとり、区内の高校生は「普段は演奏のために吹いていたけれど、ただ音を出したり、(ほかの楽器と)音を出すことで遊んだり、いつもと違うかたちでフルートを吹くのが面白かった。当日は、たくさんの人が来てくれて驚いた!シャボン玉がたくさん出てきれいだった」と話す。
夜の部「Teens' Voice Park」では、くるチャミがティーンズ楽団のメンバーの声を集め、まちの風景の音と織り交ぜた立体音響作品を制作。ティーンズたちがシャボン玉に音色を加えた1日となった。
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