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音盤千住 Vol.1 ついにお目見え!|千住タウンレーベル

  • 執筆者の写真: 音まち千住の縁
    音まち千住の縁
  • 2018年1月1日
  • 読了時間: 2分


全13トラック・約40分のレコードには、千住の音が詰まっている。

2016年11月から活動を続けてきたタウンレコーダーたちは、これまで「つくる」ことに集中してきた。

自らお店と交渉してボッタの音を録ったり、まちなかで何人にもインタビューしたり、

自宅のベランダで

試行錯誤しながら周囲の音を録音してみたり。

初めて使う編集ソフトにも四苦八苦しながら、思いやこだわりをぎゅっと詰め込んで

数分ずつの音源をつくりあげた。

それがついに「音盤千住」という

レコードになった(非売品)。


「千住タウンレーベル」構想の背景にある

ディレクター・アサダワタルの頭の中は

次ページで覗いてみることにして……。




とにかく、

「音盤千住」の本領発揮はこれからだ。

この謎のレコードを

いかに使いこなすかというところに

本当の面白みがある。

タウンレコーダーたちは、

まちを素材に音で遊ぶ達人になりつつあるが、

今度はその遊びを

まちに「還して」いく。

日々の暮らしが、

「音」を通して少しだけ

色づいて感じられるような仕掛けを

たくさん考えていきたい。

千住タウンレーベルは、

今後も「つくる」試みを続けながら、

まちに「届ける」取り組み、

さらには遊び方、

楽しみ方を広げる活動を

いよいよスタートする。




音盤千住

公募で集まったタウンレコーダー(音の記者)たちが独自の関心のもと、まちを取材し、トラック(音作品)を制作した。

千住の変化にまつわる住民の思い、千住に残る芸能、市場や商店で鳴り響く商い声、変わらぬ食文化、路線が拡充してゆく鉄道の音、いずれ消えゆく場に立ち現れたかけがえのない人のつながりなど、さまざまなまちの「記憶/記録」が収録されている。

見開きのジャケットは冊子型で、テキストと音盤(LPレコード)が一体となっているのが特徴だ。初回プレスはたった100枚。

次の1年をかけて、誰とどこで聞こうか?ということをみんなで考えていく。


ディレクター:アサダワタル

アドバイザー:大城真(サウンド)、後藤寿和(デザイン)

グラフィックデザイン:Donny Grafiks

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